パーキンソン病70代女性。

3月のある日ドアが急に開き1人の女性が訪ねて来ました。

話を聞いてみると、パーキンソン病の疑いがあるのですが指圧は受けられますか？との事です。

私自身パーキンソン病の指圧はしたことが無かったので一旦、師匠に電話をして圧し方や注意点の指示を貰いその上で指圧してもよろしいですか？と伺うと、それで良いので受けてみたいとお返事頂きました。

知ったかぶりをして適当な事をしたく無かったので直ぐに師匠に電話しました。

結果、パーキンソン病は指圧では治らない。しかし指圧の効果で血液循環を良くしておけば筋肉が硬くなるのを遅らせる事は出来るとの事です。

事実、指圧を受けている90歳になる方が今でもお箸でご飯を食べているそうです。

圧し方は普段通りの指圧で大丈夫。

そして、脳と手は関わりが深いので手の指圧は特に丁寧にするとアドバイスを頂き即実践する事に。

指圧をする前にパーキンソン病は治す事は出来ませんが少しでも長く自分の足で歩き、お箸を使ってご飯を食べるそのお手伝いをさせて下さいと伝えました。

今困っている事を話してもらいました。

手足に力が入らない、手足の痺れ、肩こり、腰痛、腰の手術をしている、息苦しい、身体が休まらない、食欲がない、寝つきが悪い、1度止まると次の一歩が出ない。とにかく調子の良い日が全く無い。

そして3月末にパーキンソンがどうかの検査結果が出るそうです。

検査結果が出るまでの間に3回指圧をしましたが特に楽になった感じはない、今までどこで何を受けても楽になった事がないと話していました。

それから脳と関わりの深い手を中心に全身指圧を週に1度受ける事になり5〜6回目位で少しだけ良いかなと話していただけました。

さらに指圧を始めてから3ヶ月経った頃、治療院に来る服装が段々お洒落になって来たのです。

息苦しさも楽になり、食欲も出て来て痩せてしまった体重も戻ってきて調子が良い！

今までは出かけたいなんて思わなかったし、お洒落もする気が起きなかった、久しぶりにパンプスを履いたと嬉しそうに話してくれました。赤色のパンプスがとても素敵でした。

以前はマスクが苦しくてとてもしていられなかったし、甘い物なんて食べる気が起きなかったそうです。

娘さんからも調子が良さそうだねと言われたと話してくれました。

もちろん全て指圧の効果と言いたい所ですが、パーキンソン病と受け入れ今出来ることをすると前向きになられた事や薬が効いている事も調子の良い要因だと思います。

引き続き指圧でお手伝い出来れば幸いです。

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手すりに摑まれます。座る事も出来るので靴を脱いだり履いたりする時にお使いください。

加納指圧治療院

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埼玉県所沢市緑町2-18-20

TEL 080 8438 8606

9:00〜最終受付18:00

定休日-火曜、水曜、祝日

駐車場あり

新所沢駅より徒歩約5分、開放感あふれる指圧治療院です。

新所沢加納指圧治療院